12月4日(金)11月27日(金)18時30分~☆作田知樹氏によるオンライン・ZOOM講演会「都市・地域の文化政策における「表現の自由」をめぐる国際的動向」

あいちトリエンナーレ2019が閉幕してから、1年が経過しました。「表現の不自由展・その後」の一部の作品を攻撃する電凸攻撃・脅迫などで、展示が中止される事態となりましたが、市民、ボンラティア、アーティスト、芸術監督、行政などの連帯で、展示を再開し、幕を閉じることができました。一方で、社会の分断と対立を可視化し、「表現の自由」の問題を世の中に突き付けたようにも思います。

今回は、「表現の自由」の国内外の動向に詳しい、文化政策の実務家かつ、研究者である作田知樹さんをお招きします。コロナ禍での渦中でまさに起きた#BlackLivesMatterや歴史上の人物の彫像の撤去や破壊といった動きを踏まえながら、「都市・地域の文化政策における「表現の自由」をめぐる国際的動向」について、ご講演いただきます。「表現の自由」の今日的課題と展望を整理し、ディスカッションしていきたいと考えています。

従来から本研究科の梅田サテライトの講義・ワークショップの一部を一般公開としてきましたが、今年度は、新型コロナウイルスの事態を踏まえ、オンライン・ZOOMで配信します。ご関心のある方は是非ともご聴講ください。

【講師/タイトル】
作田知樹氏(文化政策実務家・研究者)
「都市・地域の文化政策における「表現の自由」をめぐる国際的動向」

【日時・場所】
日時:2020年11月27日(金)18時30分~21時頃
場所:オンライン・ライブ配信 
予約方法:下記PEATIXより事前申込をしてください(参加料無料)
https://peatix.com/event/1705762
申込と引き換えに、視聴ページをお知らせします。

【プログラム】
コーディネーター 吉田隆之(大阪市立大学大学院都市経営研究科)
18:30-19:50 作田知樹氏 講演 都市・地域の文化政策における「表現の自由」をめぐる国際的動向
19:50-20:00    休憩
20:00-21:00    意見交換&ディスカッション(チャットでの質問受付)

[プロフィール]
作田知樹
文化政策実務家・研究者。前国際交流基金ロサンゼルス日本文化センター副所長。Arts and Lawファウンダー/事務局。行政書士(Arts & Considerations[行政書士作田事務所])。文化芸術創造都市横浜・臨時相談センター “YES” 相談員。京都精華大学大学院非常勤講師。著作に『クリエイターのためのアートマネジメント 常識と法律』など。

吉田隆之
大阪市立大学大学院都市経営(創造都市)研究科准教授。愛知県庁在職時にあいちトリエンナーレ2010を担当。それ以降、長者町地区内外で一市民としてアート活動やまちづくりに関わる。研究テーマは、文化政策・アートプロジェクト論。著書に『トリエンナーレはなにをめざすのか 都市型芸術祭の意義と展望』(水曜社、2015年)、『芸術祭と地域づくり “祭り”の受容から自発・協働による固有資源化へ』(水曜社、2019年)、『芸術祭と危機管理―表現の自由を守るマネジメント』(水曜社、2020年8月刊行)など。

PAGE TOP