大阪中之島美術館の大下裕司学芸員による公開ワークショップ「行政と芸術政策」を開催します。
【講師/タイトル】
大下裕司(おおした ゆうじ)氏(大阪中之島美術館学芸員)
「行政と芸術政策」
【日時・場所】対面のみの開催です。
日時:2024年6月28日(金)18時30分~21時頃
場所:梅田サテライト 101 教室(大阪駅前第2ビル6階)
〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1丁目2−2−600
【予約方法】PEATIXより、事前申込をしてください(参加料無料)https://peatix.com/event/4022939/
【企画趣旨】
今回は、大阪中之島美術館の大下裕司学芸員に「行政と芸術政策」というタイトルでご講演いただきます。2010年代は大型の芸術祭が流行した時代といえるでしょう。そうした時代に、大下さんは、札幌国際芸術祭で立ち上げに関わり、ヨコハマトリエンナーレ、横浜美術館学芸員を経て、現在は大阪中之島美術館で学芸員をされています。現代アートの最前線で、大都市自治体が関わる芸術祭と美術館のそれぞれの企画に携わってこられました。本講演では、これまでの企画・マネジメントのご経験、昨今のアーティストの現況などを踏まえて、学芸員から見た、行政の芸術政策の今後について展望していただきます。美術の企画の現場と文化政策の領域横断的な議論が期待できるのではと、元行政職員かつ、文化政策研究者の吉田も、ファシリテーターとして、当日のご講演を楽しみにしています。アートコーディネーターを始めとしたアート関係者のみならず、行政担当者、学生、研究者のみなさん、ふるってご参加ください。
【プログラム】
ファシリテーター 吉田隆之(大阪公立大学大学院都市経営研究科)
18:30-19:50 大下裕司学芸員 講演 「行政と芸術政策」
19:50-20:00 休憩
20:00-21:00 意見交換&ディスカッション
【講師プロフィール】
大下裕司(おおした ゆうじ)
大阪中之島美術館学芸員
1987年、横浜生まれ。
ヨコハマトリエンナーレ2017アシスタント・キュレーター、横浜美術館学芸員を経て現職。専門は近現代美術史、先住民族文化、動物表象など。関わった主な展覧会に「展覧会 岡本太郎」(大阪中之島美術館、大阪、2022)、「オオカミの眼」(Block House、東京、2017)、「ヨコハマトリエンナーレ2017: 島と星座とガラパゴス」(横浜美術館、神奈川、2017)、「東京アートミーティングVI: TOKYO 見えない都市を見せる」(東京都現代美術館、東京、2015)、「札幌国際芸術祭2014: 都市と自然」(北海道立近代美術館ほか札幌市内、北海道、2014)などがある。