佐藤悠氏(アーティスト・鑑賞プログラマー)をお迎えして、「都市政策・地域経済ワークショップ」(講演&討論)を開催いたします。
【企画趣旨】
本コースでは文化政策・まちづくり・産業政策・都市経営を社会科学的アプローチから学びます。しかしながら社会科学を学ぶにあたり、哲学はむろん、美術史や美学を始めとした人文的素養は欠かせません。また、グローバル化に対応するため、欧米では必須の教養である西洋美術史の座学を社員研修で取り入れる企業が増えていると聞きます。
佐藤悠氏は、大学の名を借りたアート講座「知ったかアート大学」を2016年から各地で開催しています。今回は、その「知ったかアート大学」を、本研究科のワークショップで「わかった気になる知ったか西洋美術史」として実施していただきます。
以下は、「知ったかアート大学」の佐藤悠氏による紹介文です。
アートについてよく分からない、なんだか難しそうという不安を、その歴史や成立の背景をザックリ説明することで解き明かし、 多くの人にアートを自分の力で楽しむ観点を広めることを目的としています。アーティストならではの目線と軽快なトーク、受講者との交流と対話を交えながらの講義を受けることで、いつの間にやらアートについて知ったかぶりになっている、そんな楽しい大学です。
関西・大阪で佐藤悠氏の「知ったかアート大学」を体験できるまたとない機会です。
一般公開としますので、ご関心のある方は是非ともご聴講ください。参加料無料、事前予約不要です。
【講師/タイトル】
佐藤悠氏(アーティスト・鑑賞プログラマー)
「わかった気になる知ったか西洋美術史」
【プログラム】
日時:2019年6月21日(金)18時30分~21時頃
18時30分~20時 講演「わかった気になる知ったか西洋美術史」
20時~20時10分 (休憩)
20時10分~21時 質疑&討論
場所:梅田サテライト(大阪駅前第2ビル6階)105教室
* 授業の進行に当たってはコーディネーターが主催します。
1985年三重県生まれ。 東京芸術大学先端芸術表現科博士課程修了。継続中の主な活動に、3mの大玉に乗り込んで山を下る私祭「ゴロゴロ莇平(あざみひら)」、移動する家を運営する親子のプロジェクト「旅する家」、一枚の紙に絵を描きながら即興の物語を作る「いちまいばなし」、アートの知ったかになるための架空大学講座「知ったかアート大学」などがある。近年は独自の鑑賞プログラムの実施を、様々な美術館で展開するなど、多様な活動を行なっている。
主な展覧会 、参加企画等
2015 「大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ」出品(十日町市/新潟)
2016 「KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭」出品(県北地域/茨城)
2018 宇都宮美術館サテライト企画展Vol.009「佐藤悠 こととばとことばと」(宇都宮市民ギャラリー/栃木)
2018 鑑賞プログラム「饒舌な常設」企画(宇都宮美術館/栃木)
2018 鑑賞プログラム『佐藤悠の「はなし」「つたえる」美術館』(一宮市三岸節子記念美術館/愛知)
2018 「えらぶん:のこすん:つなげるん」(はじまりの美術館/福島)
WEB:https://www.yusatoweb.com